宇宙の果てはこうなっている

第T章 常識のウソに惑わされるな

   
【 第T章 −1】 ぷろろーぐ

 そうである。この宇宙の果てが一体どうなっているのか、それをいよいよこのHPで明らかにしようと言うのである。大変なことである。えらいことになったもんである。

 そりゃぁ、誰でも知っているさ。我々の太陽系が、「銀河系」 という 2000 億の恒星集団の中にあるということくらい。今どき、幼稚園の園児でさえ知っている。

 その銀河系みたいな星の大集団が何百個も集まって 「銀河群」 を作り、その 「銀河群」 がまた集まって 「超銀河団」 を作っているのだなんて、今どき生まれたばかりの赤ん坊でも知っています。(んな、あほな。)

 そしてその無数の銀河達は実はどんどんお互いにその間隔を広げ、どうやら宇宙全体が膨張しているらしい。誰がそう言ったのか知らんが、でも 「膨張宇宙」 っていう言葉くらい、今どき、生まれる前の胎児でも知っているぞ。(おっと!そう来たか)



 じゃあ、それだけ広い宇宙のずっとずっと向こうの果ては、一体どこにあるのか。そもそも宇宙に 「果て」 なんてあるのか。そして大問題。
その「果て」のむこうはどうなっているのか!。そりゃぁやっぱし分かっとらんのだろう。今でも。いくら何でもそりゃぁ無理だろうな。

 だから言ったんだ。大変なことになったって。どうせ 宇宙は「無限」なんですよ って結論になるくらいが落ちでしょうね。はは。

 まるでとうの昔に削除されたホームページを、いくつもの検索エンジンを渡り歩いて探し回るようなものです。絶対に承諾しないはずのかみさんに向かって、亭主の小遣いを上げてくれとおずおずと頼み込むようなものです。それくらい大変なことなんですぅ。この無謀で大胆で不可能な試みはぁ。



 子供なら誰だって、一度は大人に向かって聞いたことがあるはずです。はい、私も小学生の頃に質問をしました。そのころはこの私でも、愛くるしい眼をきらきらさせた、好奇心旺盛な少年でした。今では 「愛くるしい」 と言うより 「暑苦しい」 と人に言われます。ほっとけ。

 「ねえ先生。宇宙のさぁ、いっちばん遠くのそのまた遠くの端っこはどうなってるんですか。」 って。となり街の川村みのる君と一緒に職員室に行って、担任の山口孝正先生に聞きました。

 その時の先生はおっしゃいました。「宇宙の果てではね、分子や原子がもうバラバラになっておってな。何もかも混沌としておるのじゃ。」 はっきり覚えています。そう言いました。でも小学生に 「混沌」 なんて言葉の意味が分かる訳ないじゃねぇか。全く。



 で、子供だったら確実に次にこう聞きますね。「じゃぁさ、そのコントンの先はどうなってるんですか。」 って。川村君なんか、先生が何かを答えるたびに 「じゃ先生、その先は?」 って、終わらねえだろそれじゃ。
 あんまりしつこく聞くと
最後にはもう怒られます。「ばかもん。宇宙はな、無限なんじゃよ、無限。終わりはなし。はいそこまで。」

 日頃温厚な山口先生が大声を出したもんで職員室の中が一瞬シーンとなったその場の空気なんか読もうともせず、ぼくら二人は 「なーんね、先生もわからんちゃろう。」 なぁんて叫びながら職員室を出たんだから、ほんとにばち当たりな二人でしたね

 無理もありません。先生にだってやっぱり分かっていなかったんですよね。その頃は。やっとアポロが月へ行って、世界中がようやく宇宙に目を向け始めた頃のことです。

 でも、違うのである。あれからうん十年。そう、もう分かってしまっているのだ。今では。宇宙の果てがどんな姿をしているのか。どこが宇宙の 「果て」 なのか。そして 「果て」 の向こうに何があるのか。

 すごいですねぇ。人間の科学の力って。ハッブル望遠鏡やすばる望遠鏡のおかげです。ホーキング博士や佐藤勝彦先生のおかげです。

 この 20 年くらいの間に、人類には、くっきりと見えてきたんです。我々が住むこの宇宙の本当の正体が。ええ、それをこれからゆっくりお話ししようと思っているんですよ。わぁ、ドキドキするでしょう。

 でもね、だからと言って一足飛びにこのHPの最後の章だけを読んでみても、ほらほら、あなた。今ちょうど最後の章をクリックしようとしてたでしょう。止めときなよ。たぶんチンプンカンプンだと思うよ、結論だけを聞いても。

 宇宙の時空の広がりについて、正確にきちんとしたイメージをつかむためには、どうしても 「次元」 や 「相対論」 についての理解が必要ですからね。

 ハッブル望遠鏡がとらえたわし星雲M16(へび座}の内部に見られる星間ガスの柱。今まさに多くの星が誕生しているところ。
 この画像の上方には新しく生まれた青い星があり、その星の強烈な紫外線が薄いガスを飛散させたのちに、濃い部分だった柱が残されたのだ。(天文大百科:アスキー出版)


 ところが 「次元」 なんて言うと、これがまた結構 ゆがめられたイメージ で語られていることが多くてね。おまけに 「ひも理論」 とか 「真空のエネルギー」 なんて、ますます訳が分からなくなってしまうんですよね。その表面だけつまみ食いしたような説明を聞いちゃうと。

 ま、ぼちぼちやりましょうや。先は長いって。我々の太陽が超新星爆発を起こすまでには、どうやらあと 50 億年くらいの猶予がありそうですから。

画面左端にメニューフレームが表示されていない場合は、ここをクリックしてください。

 

広告 [PR]  再就職支援 冷え対策 わけあり商品 無料レンタルサーバー ブログ blog